事業理念

機械化施工技術と高機能材料でメンテナンス分野に貢献する

高度成長を通じ我が国は構造物の建設に邁進してきましたが、昨今これら社会資本は老朽化にともなう維持・更新の課題に直面しており、これらの劣化は今後加速していくことが予想されています。

これに対して建設業界では、若年就業者数の減少に歯止めがかかっておらず、今後これらの担い手不足は深刻な状況に陥ることが想定されています。我々の『機械化技術による高精度高効率なメンテナンス工法の提案』は、先人が造り上げてきた大切な社会資本の健全性維持を通じて、安心・安全な社会の持続的発展に資する取り組みを行うものです。

エンジニアリング力と自社施工で開発した技術と製品を提供

当社では特に構造物の表面（サーフェス）分野に注力して高効率化と高性能化を両立した技術開発と提案を行い、安心・安全な社会の持続的実現に貢献する活動を行います。
インフラメンテナンス分野においては専門的に蓄積した技術・経験・知識を横断的に調整し、実用化のニーズに最適化させる組織の存在が欠かせません。

構造物メンテナンスにおける様々な技術開発のニーズ

経済の成長とともに建設され、豊かで効率的な社会を支えてきたインフラ構造物が老朽化し、維持・更新需要が高まっています。 　　　　　　　　　　　　
各種インフラのメンテナンスは、安全・安心な社会を維持するために極めて重要なテーマですが、建設当初とは異なった諸条件や、周辺環境の変化に伴い、問題解決手段の開発と応用が求められています。

建設分野では就労人口減少と需要増大への戦略的アプローチが課題

少子高齢化時代を迎え、建設関連の若年就業者数の減少が続くなか、機械化やICT技術を活用し、全体プロセスの最適化を目指したi-Constructionの概念が提唱されています。
メンテナンス分野においても、固有の様々な制約条件のもと、生産性を向上する技術開発や高効率で安全性に優れた技術の導入と普及が期待されています。

事業の目的と意義

施工会社において、熟練工に依存しないメンテナンス施工技術のニーズは、今後ますます高まることが予想されます。
また、設計サイドは施工環境の変化など、現場の状況を考慮した技術の検討が必要です。 　　　　　　　　　　　　
インフラ管理者のニーズを研究し、現場からのフィードバックを反映したソリューションを提供することで、専門技術会社としての役割を担うことを使命としています。